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治療

お悩み別治療

CASE01.
上顎前突(出っ歯)・開咬

BEFORE

AFTER

主訴 上の歯が出ている。前歯でものが咬めない。上下でこぼこ。
診断内容 骨格性Ⅱ級(上顎骨過成長)
骨格性出っ歯
歯性良好
10mmの上顎前歯部突出
上下顎叢生
治療方法抜歯:上顎左右第1小臼歯、下顎右側第1小臼歯左側第2小臼歯
治療に用いた装置:上下顎表側に装着するマルチブラケット装置(表側矯正)、
アンカースクリュー(上顎左右56間埋入)
治療結果 上顎前歯の突出および下顎骨の下後方回転により著しい前突、開咬が認められた。上顎臼歯をアンカースクリューにより左下し、下顎オートローテーション(前方回転)により開咬の改善、顔貌の改善を行いました。舌癖があり、初診時に上顎4前歯歯根吸収が既に認められていた。治療後、歯根吸収は進行せずに維持できた
治療費 基本料金900,000円+調整料 (税別)
治療期間 2年8ヶ月
通院頻度 1~2カ月に1回
治療後のリスク 矯正治療による歯の痛みが出ます。アンカースクリューが脱落することがあります。舌癖に矯正力が加わることによる歯根吸収の可能性があります。矯正治療終了時の保定が舌癖があるため期間が長くなることがあります。

CASE02. 下顎前突・開咬

BEFORE

AFTER

主訴 受け口(前歯の反対咬合)と歯のでこぼこを治したい。
診断内容 骨格性Ⅲ級(下顎過成長)骨格性受け口
歯性Ⅲ級、歯性反対咬合
上顎右側第2大臼歯カリエス(虫歯)により抜歯欠損
下顎右側第1,第2大臼歯カリエス(虫歯)により抜歯欠損
叢生
治療方法 抜歯:非抜歯
治療に用いた装置:上下顎表側に装着するマルチブラケット装置(表側矯正)
治療結果 歯根吸収は認められませんでした。カリエスリスク(虫歯リスク)が高い方ですが、治療途中でカリエスになることはありませんでした。
右側下顎臼歯部が欠損のためアンカースクリューにて下顎臼歯を後方に下げるプランでしたが麻酔の針が怖い(先端恐怖症)があるとのことで、顎間ゴムに変更しました。これにより治療期間が半年伸びました。反対咬合が治り良好な咬合関係になりました。ご本人も喜んでスマイルできるようになりました。とおっしゃっています。
治療費 基本料金900,000円+調整料 (税別)
治療期間 2年6ヶ月
通院頻度 1~2ヵ月に1回
治療後のリスク 矯正治療による歯の移動に伴う痛みがあります。下顎右側臼歯が欠損しているので治療期間が長引く可能性があります。治療終了後の保定が不十分の場合、後戻りの可能性があります。矯正治療後インプラントによる補綴が必要になります。したがって矯正費用+補綴費用がかかります。

CASE03. 開咬

BEFORE

AFTER

主訴 開咬、前歯で物が咬めない。
診断内容 骨格性開咬
前歯部開咬
治療方法 抜歯:非抜歯
治療に用いた装置:カスタムメイド型矯正装置(インビザライン)
治療結果 歯根吸収は認められませんでした。6ヶ月という短期間で治すことができました。
患者様はマウスピースを1日平均21時間以上装着して頂きました。後戻りなく良好に維持しています。
治療費 基本料金1,100,000円+調整料 (税別)
治療期間 6ヶ月半
通院頻度 3カ月に1回
治療後のリスク マウスピースの使用時間が治療結果及び治療期間に影響を与えます。開咬で前歯を使用していなかった為、治療後前歯を使用する時痛みが出ます。舌癖もあり後戻りの可能性もあるので治療後保定装置をしっかり使用して下さい。

マウスピース矯正について

CASE04. 下顎前突

BEFORE

AFTER

主訴 受け口、顎が右に曲がっている。歯がでこぼこしている。
下の歯が上の歯よりも前に出ている。
診断内容 骨格性Ⅲ級(下顎骨前方位)
骨格性受け口
顎変形症(下顎骨右遍)
治療方法 抜歯:下顎右側第1小臼歯
治療に用いた装置:カスタムメイド型矯正装置(インビザライン)
治療結果 歯根吸収は認められませんでした。治療後2年経過時点で後戻りはありません。
ミッドコースコレクションは計3回行いました。初診時下顎右遍でしたが、咬合不全を治療することにより、下顎位が動き下顎右遍が減りました。顎間ゴムを使用しました。良好な結果が得られました。
治療費 基本料金1,100,000円+調整料 (税別)
治療期間 2年6ヶ月
通院頻度 3〜5カ月に1回
治療後のリスク カスタムメイド型矯正装置(インビザライン)による治療なので、使用時間が短いと良好な結果が得られません。紛失すると治療計画に影響が出ます。顎間ゴムを使用予定ですので、ゴムをしっかり使用しないと良好な結果が得られません。

マウスピース矯正について

CASE05.
小児矯正(初診時10歳)

BEFORE

AFTER

主訴 受け口、歯のでこぼこが気になる。
診断内容 骨格性Ⅲ級(上顎骨劣成長)
骨格性受け口
上顎前歯部叢生
前歯部反対咬合
治療方法 抜歯:上顎左右第1小臼歯
治療に用いた装置:上顎前方牽引装置
上下顎表側に装着するマルチブラケット装置(表側矯正)
治療結果 上顎の劣成長による受け口でしたので、上顎前方牽引装置を用いて上あごの成長促進を行いました。リスクとして、
・成長バランスを整える治療なので、治療期間が長くなりました。
・乳歯のカリエスがあったので途中で治療を行いました。
・後戻りは現在のところ認められません。
・毎日寝る時に装着する装置が大変だったと思います。
成長のバランスを整える→歯列の叢生改善と良好な治療が行えました。
治療費 基本料金477,000円+調整料 (税別)
治療期間 Ⅰ期治療3年・Ⅱ期治療2年
通院頻度 Ⅰ期治療4~6カ月に1回・Ⅱ期治療1カ月に1回
治療後のリスク 前方牽引装置の効果は使用時間に依頼するので使用時間が短ければ期待通りの結果が出せません。ブラケットによる矯正装置は歯磨きが悪いと虫歯になりやすいので、毎日食後しっかりと磨かなければなりません。抜歯後、痛みがでます。抜歯後口腔内を不潔にしているとが治癒が遅くなることがあります。

小児矯正について

CASE06. 上顎前突

BEFORE

AFTER

主訴 上顎前歯が出ている。
口元の突出感を治したい。
診断内容 骨格性Ⅱ級(上顎骨過成長、下顎骨劣成長)→骨格性の出っ歯
11mmの上顎前歯部突出
治療方法 抜歯:上顎左右第1小臼歯
治療に用いた装置:
上下顎表側に装着するマルチブラケット装置(表側矯正)
アンカースクリュー(上顎左右56間埋入)
治療結果 上顎前歯の著しい突出、口唇も力を入れなければ閉鎖できなかった。上顎前歯部が改善されたことにより前歯部突出が改善、口唇閉鎖も自然とできるようになった。
ワイヤー矯正治療直後痛みが出てご本人は苦労したとおっしゃっていました。歯根吸収は認められません。良好な咬合関係が得られた。
治療費 基本料金900,000円+調整料 (税別)
治療期間 2年

CASE07.
叢生(初診時43歳)

BEFORE

AFTER

主訴 前歯のでこぼこを治したい。
診断内容 叢生
骨格性Ⅰ級(骨バランス良好)
歯性Ⅱ級(歯性上顎前突)
治療方法 抜歯:上顎左右第1小臼歯、下顎右側第2大臼歯、左側第1小臼歯
治療に用いた装置:
上下顎表側に装着するマルチブラケット装置(表側矯正)
上顎パラタルバー
治療結果 抜歯矯正により、叢生の改善がみられ良好な咬合になった。咬合力が強く歯槽骨隆起が認められた。クレンチング(歯ぎしり)があり、治療後改善した。
上顎側切歯が内側にあったので、この部分の後戻りの可能性が高く、注意深く予後を見ていた。現在後戻りなし。歯根吸収も認められません。
治療費 基本料金900,000円+調整料 (税別)
治療期間 3年

CASE08.
開咬、上顎前突、叢生

BEFORE

AFTER

主訴 咬み合わせを良くしたい、前歯でものが咬めない、
上の歯が出ている、でこぼこを治したい。
診断内容 骨格性上顎前突(下顎骨下後方回転)
骨格性開咬
叢生(八重歯)
9.8mmの上顎前歯突出
治療方法 抜歯:上顎左右第1小臼歯
治療に用いた装置:上顎裏側、下顎表側に装着するマルチブラケット装置(ハーフリンガル)、上顎パラタルバー、上顎アンカースクリュー(TAD)使用(上顎6 7間埋入)
治療結果 上顎臼歯をアンカースクリューによる圧下が行われ開咬の改善をした。
また、臼歯圧下により下顎のオートローテーション(反時計回りの回転)が行われ、エステティックライン(Eライン)が改善され良好になった。上顎第1小臼歯抜歯+アンカースクリューにより、上顎前歯前突及び叢生が改善された。
治療費 1,342,350円
(基本料金1,188,000円(税込み)+調整料)
→値上げ後の金額が不明
治療期間 3年2ヶ月
通院頻度 1~2カ月に1回
治療後のリスク 舌癖が強く、初診時から前歯部に動揺が認められたが治療後は安定した。上顎は舌側矯正でしたので舌側歯部歯間に腫張がみられた→現在改善している。舌癖のため後戻りの確率が高いので注意深い予後観察が必要である。

CASE09.
叢生、歯性上顎前突

BEFORE

AFTER

主訴 八重歯を治したい。上下の正中が左に寄っている。上顎前歯2本が目立つ。
診断内容 歯性上顎前突
正中左偏
上下歯列叢生
治療方法 抜歯:上下顎左右第1小臼歯
治療に用いた装置:上顎裏側、下顎裏側に装着するマルチブラケット装置(ハーフリンガル矯正)、アンカースクリュー(上顎口蓋側56間埋入)
治療結果 上顎前歯の突出が改善されエステティックライン(Eライン)が改善された。
上下正中が補正され顔貌の中央に正中が配列できた。アンカースクリュー使用により上顎臼歯部近心移動が防げ、良好な咬合が維持された。
治療費 1,365,100円
(基本料金1,188,000円(税込み)+調整料)
→値上げ後の金額が不明
治療期間 2年1ヶ月
通院頻度 1~2カ月に1回
治療後のリスク 矯正治療による歯の痛みがある。アンカースクリューが脱落するリスクがある。上顎舌側矯正なので発音が悪くなることがある。左上2番が大きく内側に萌出していたので移動量が大きくこの部分の後戻りのリスクが高い。

CASE10. 叢生

BEFORE

AFTER

主訴 上顎のでこぼこ、八重歯を治したい。
診断内容 骨格性Ⅱ級(上顎骨過成長)(骨格性出っ歯)
歯性Ⅱ級第2類
上顎歯列の著しい叢生
治療方法 抜歯:上顎左右2小臼歯
治療に用いた装置:上下顎裏側に装着するマルチブラケット装置(表側矯正)、上顎側方拡大装置(Porter's expansion appliance)
治療結果 ポーターによる上顎側方拡大が達成することにより口腔内容積が広まり発音しやすくなった。叢生の改善により咬合機能の著しい改善、良好な審美性が得られた。
治療費 基本料金900,000円+調整料 (税別)
治療期間 2年6ヶ月
通院頻度 1~2カ月に1回
治療後のリスク 側方拡大治療は矯正力が強いので動かすことにより痛みが通常矯正より大きくなる可能性があった。内側にある上顎側切歯を唇側に出す時点でブラックトライアングルが発生しやすいが良好でした。

CASE11. 下顎前突

BEFORE

AFTER

主訴 前歯が反対になっている。(反対咬合)
診断内容 骨格性Ⅲ級
(上顎骨過成長および下顎骨過成長)
前歯部反対咬合
過蓋咬合
上顎叢生
治療方法 抜歯:非抜歯
治療に用いた装置:インビザライン
(マウスピース矯正)
治療結果 前歯部反対咬合の改善が行われ、それに伴い顔貌の改善もみられた。上顎前歯部叢生が改善され、適切なオーバーバイト、オーバージェットが得られた。
治療費 基本料金1,100,000円+調整料 (税別)
治療期間 2年8ヶ月
通院頻度 3カ月半に1回
治療後のリスク マウスピースによる矯正治療なので装着時間を守っていただかないと治りが悪くなります。前歯部反対咬合を改善する途中で上顎前歯と下顎前歯がぶつかって臼歯が咬みにくくなる時があります。この時は柔らかい消化の良い食事などの工夫が必要になります。

マウスピース矯正について

CASE12. 骨格性開咬及び
下顎前突(受け口)

BEFORE

AFTER

主訴 下顎が前に出ている、前歯で咬めないのが気になる。
診断内容 下顎骨過成長による骨格性下顎前突
下顎枝の短く下顎角の開大による前歯部開咬
治療方法抜歯:非抜歯
治療に用いた装置:上下表側に装着するマルチブラケット装置(表側矯正)、
下顎用カリエール
治療結果 カリエールにより下顎臼歯の左下、遠心移動により下顎前突、開咬の改善が行われた。マルチブラケット装置により咬合の確立が行われた。
治療費 基本料金900,000円+調整料 (税別)
治療期間 3年2ヶ月
通院頻度 1~4カ月に1回
治療後のリスク 矯正治療による歯の痛みがでます。舌癖により前歯部後方移動に時間がかかり治療期間が長くなりやすいです。舌癖により後戻りしやすく長期の保定が必要になります。

CASE13. 上顎前突

BEFORE

AFTER

主訴 口元の突出感を治したい。
診断内容 骨格性Ⅱ級(上顎骨過成長)
歯性上顎前突
7mm上顎前歯部突出
下顎前歯の叢生
治療方法 抜歯:上下左右第1小臼歯
治療に用いた装置:上下裏側(舌側)に装着するマルチブラケット装置(裏側矯正)
治療結果 上下前歯の著しい突出が認められたが良好に改善した。それに伴い顔貌の突出も改善され、エステティックライン(Eライン)も良好になった。
治療費 基本料金900,000円+調整料 (税別)
治療期間 2年6ヶ月
通院頻度 1~2カ月に1回
治療後のリスク 矯正治療による歯の痛みがでます。上下舌側矯正は、他の矯正治療に比べ発音がしにくく慣れるまで時間がかかります。矯正器が壊れた場合、舌側に器具があるので舌を傷つける可能性があります。

CASE14. 空隙歯列

BEFORE

AFTER

主訴 すきっ歯、前歯が出ている。
診断内容 骨格性Ⅱ級(下顎骨過成長)
下顎角狭小(Low mandible)
歯性上顎前突
上顎空隙歯列
治療方法 抜歯:非抜歯
治療に用いた装置:G.M.D(上顎歯列遠心移動装置)、上下表側に装着するマルチブラケット装置(表側矯正)、Nance’s holding arch
治療結果 G.M.D上顎歯列を後方に移動させ良好な咬合の確立ができた。
上顎歯を後方に移動することにより下顎が後方回転し、良好な顔貌比率になった。マルチブラケット法により空隙歯列の閉鎖及び前空が改善された。
治療費 基本料金900,000円+調整料 (税別)
治療期間 2年3ヶ月
通院頻度 1~2カ月に1回
治療後のリスク 舌癖が強く、前歯を舌が外側に押すので歯根吸収のリスクがあったが良好でした。G.M.Dは食べ物が詰まりやすく、歯肉が腫張しやすいですが、患者さまの熱心なブラッシングにより防げました。上顎臼歯遠心移動時、臼歯に痛みが発生しやすく、食事がとりにくくなりましたが、患者さまの食事の工夫により問題はありませんでした。

CASE15.
過蓋咬合、上顎前突、叢生

BEFORE

AFTER

主訴 前歯のでこぼこを治したい、咬み合わせが深いのを治したい。
診断内容 骨格性上顎前突
歯性上顎前突
前歯部過蓋咬合
叢生
治療方法 抜歯:上顎左右第2小臼歯
治療に用いた装置:上下表側に装着するマルチブラケット装置(表側矯正)、
アンカースクリュー
治療結果 前歯部過蓋咬合は改善され適切な前歯部被蓋になった。犬歯関係はⅠ級咬合になり、開閉口運動はスムーズになった。アゴの痛み、背中のはりが改善された。
治療費 基本料金900,000円+調整料 (税別)
治療期間 2年
通院頻度 1~2カ月に1回
治療後のリスク アンカースクリューが脱落することがあります→脱落はありませんでした。上顎前歯圧下時に歯根吸収のリスクがあります。→今回は認められませんでした。